表現者クライテリオン 2023年5月号

表現者クライテリオン 2023年5月号
2023.04.11
巻頭言
日本は今、四半世紀に及ぶデフレ不況の継続の中、海外要因による物価高にも見舞われ経済疲弊は加速している。そして、米中露の覇権戦争の激化の煽りを受けて安全保障上の危機もまた急速に拡大している。しかし岸田総理は、それらに対する抜本的対策を全てお座なりにしながら“人気取り”のための皮相的政策に終始しているやに見える。
ところがそうした態度に対する世論からの総理批判は拡大せず、支持が不支持を上回り始めた。つまり、国民は自らが政権を監視し批判する重大な責務を負っている事実を忘れ、日本の政治を「他者」としての政府に「任せきり」にしているのである。だとするなら、そのリーダーたる岸田文雄氏は、そんな「依存症」とも言いうる現代の日本人、すなわち『ニッポンジン』の象徴的存在であるとの実態が浮かび上がる。本特集はこうした認識の下、岸田総理の政治を包括的に批評・批判することを通して現代日本人の本質をえぐり出し、現下の危機を乗り越える現実的方途を探らんとするものである。
表現者クライテリオン編集長 藤井 聡
【特集】「岸田文雄」はニッポンジンの象徴である “依存症”のなれの果て
[特集座談会]
・岸田文雄とは何者か?/亀井静香×藤井 聡×浜崎洋介
[特集対談]
・佐高信が語る、岸田政権の腐敗と病理/佐高 信×藤井 聡
[特集論考]
・「日本の歴史」に聞く耳持たぬ岸田首相――その言葉は宏池会、財務省の鋳造品/上島嘉郎
・私たちの「からっぽ」を乗り越えるために――戦後日本人試論/浜崎洋介
・緊縮財政こそ財政破綻への道ではないか/森永康平
・人として持つべき「死生観」を失った感染対策の愚/甲野善紀
・「猿蟹合戦」から考える依存症者によって作られる社会の末路/仁平千香子・表現の自由とは何か/呉 智英
[特別寄稿]
・SDGs批判序説/長谷川三千子
[新連載]
経世済民 虫の目・鳥の目(第1回 紙幣から見えるもの)田内 学
塾生のページ
[連載]
「危機感のない日本」の危機 天皇意識の喪失と日本の消滅/大石久和
「農」を語る 第1回 人と自然を取り持つ「農」/中貝宗治×藤井 聡
欧米保守思想に関するエッセイ 第11回 トクヴィルの民主主義批判 Part①/伊藤 貫
徹底検証! 霞が関の舞台裏 脱藩官僚による官僚批評 第2回 「官高政低」がもたらす財政民主主義の否定/室伏謙一
虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー 第二十六回 大江健三郎の文学と戦後民主主義/富岡幸一郎
逆張りのメディア論30 AIは新聞を殺すのか/松林 薫
ナショナリズム再考 第21回 リベラリズムは世代間正義を論じることができるか(三)愛着と忠誠の政治哲学序説㊉/白川俊介
戦争を知らないオトナたち 第四回 凍てつく日の丸――落日の大地シベリアに生きる②/小幡 敏
映画で語る保守思想 第4回 『仁義なき戦い』に見る、「父」を失った日本人(前編)/藤井 聡×柴山桂太×浜崎洋介×川端祐一郎
葬られた国民作家 獅子文六(最終回)ユーモア小説の系譜――戦後派的デカダンスの時代に/平坂純一
東京ブレンバスター⑤ 柔術と英国フェミニズム/但馬オサム
欲望の戦後音楽ディスクガイド 第3回 The Shaggs / Philosophy of the World/篠崎奏平
編集長クライテリア日記 令和五年二月~三月/藤井 聡
〔巻末オピニオン〕 ・安倍「器」論・再考――『安倍晋三 回顧録』を読んで/浜崎洋介
[書評]
『異常の構造』木村 敏 著/前田龍之祐
『中村菊男 政治の非合理性に挑んだ改革者』清滝仁志 著/田中孝太郎
『新しい階級闘争 大都市エリートから民主主義を守る』マイケル・リンド 著/橋本 悠
[その他]
多様性に関する多様な考察/髙江啓祐(寄稿)
岸田総理のウクライナ電撃訪問をただ賞賛する愚(鳥兜)
リモート国会は代議制の否定(鳥兜)
「推奨」してもらいたい日本人――他者依存の成れの果て(保守放談)
アメリカが「普通の国」になる日(保守放談)
「コオロギ食」騒ぎと「新しい生活様式」(保守放談)
読者からの手紙(投稿)
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中村菊男 政治の非合理性に挑んだ改革者

中村菊男 政治の非合理性に挑んだ改革者
2023.03.12
2023/3/15刊行!『中村菊雄 政治の非合理性に挑んだ改革者』
日本政治の特異性を、数少ない「公共知識人」中村菊男の生涯を通じて読み解く。
【出版日】2023/3/15
【著者】清滝仁志
【出版社】啓文社書房
【定価】本体2500円+税
内容紹介
中村菊男は民主社会主義を唱えているが、社会主義者としてのイメージにはまったく当てはまらない。 中村は、今日よく見かける感情的議論や党派的主張とは無縁である。小泉信三に代表される慶應大学の自由主義の伝統を意識しつつも、数々の時事問題について、自由の抽象的論議でなく、学問的知見に拠って現実主義的見解を次々に表明していった。
そうした中村菊男の活動は、民主社会主義の名のもとに、保守を含む多様な議論を受け容れることにつながったのである。
本書を著すきっかけは、そうした実践的学者の中村が中道左派の【保守的】ねじれを解明する鍵となると考えたからだ。
本書を通して、中道左派の現実主義的知識人・中村菊男の活動を紐解く過程を通じて、日本政治の特異性を確認していきたい。
著者紹介
清滝仁志(つだ・ゆきお)
昭和41(1966)年北九州市生まれ、九州大学法学部卒。九州大学大学院法学研究科博士課程修了。専門は西洋政治思想史。トロント大学客員研究員(2011‐2013)、政策研究フォーラム常務理事(2021‐)、駒澤大学法学部教授・博士(法学)。
著書に『近代化と国民統合 イギリス政治の伝統と改革』(木鐸社)、『純理自由主義者 河合栄治郎 改革者の使命と実践』(啓文社書房)がある。
目次
<目次>
第一章/その知的形成と学問研鑽
第二章/政治の実践経験
第三章/日本政治史の研究
第四章/明治憲法体制の解釈
第五章/政治心理学と政治文化論
第六章/民主社会主義運動の実践
第七章/民主社会主義の展開と戦後知識人批判
第八章/憲法改正と安全保障問題
第九章/伊勢志摩と中村政治学
おわりに/中村菊男の人と思想
Amazon他オンラインショップにて予約受付中!
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表現者クライテリオン 2023年3月号

表現者クライテリオン 2023年3月号
2023.02.15
表現者クライテリオン2023年3月号巻頭言
SDGs(持続可能な開発目標)やAI(人工知能)はそれ自身、大変結構な話だ。もしも万一それによって何も毀損しないのなら、それは無いよりもあったほうがいいに決まってはいる。
しかし、何やら新しきものを軽々に初めてしまえば実に多くのものが失われ得るのが世の常だ。にも関わらず現代の令和日本には、新手のスローガンさえ唱えておけばそれがデジタルであろうがDXであろうがGXであろうが兎にも角にも否定できぬとのこわばった空気が世間に充満している。
このことはつまり、現代人の多くが今やクライテリオン(規準)不在のままにただただスローガンを嘯きつつ公益・国益を無意図的に激しく既存し続ける愚挙に日々従事している事を意味している。
本誌ではこうした現代日本の醜態を憂い、SDGsやAIなどのスローガンの不条理を徹底批判する。読者各位がこざかしい魔語に心乱されぬ精神を涵養せんとする、その一助にならんとすることが本特集の主旨である。是非ともご一読願いたい。
表現者クライテリオン編集長 藤井聡
【特集】SDGs/AI批判序説 スローガンに群がる愚
[特集インタビュー] ・養老孟司、SDGsとAIを語る/養老孟司 聞き手 浜崎洋介 [特集論考] ・SDGsという陥穽 大合唱の裏に何があるのか/池田清彦・AIとの融合は「人間」を幸せにするか/仲正昌樹
・AIの「知能観」 シンギュラリティ論に惑わされないために/川端祐一郎
・ポストモダン左派はなぜウソをつくのか/掛谷英紀
・スローガンの裏に潜む「ケガレの動員」に警戒せよ/辻田真佐憲
・SDGsよりも「常若」を/葛城奈海
[特別座談会]
・積極財政の政治を実現せよ 自民党衆議院議員 城内実・中村裕之両氏に聞く/城内 実×中村裕之×藤井 聡
・統計学・行動科学から問い直す、「コロナ専門家」の倫理観[後編]/松原 望×竹村和久×藤井 聡
[連載]
・「危機感のない日本」の危機 「公」を持たない日本人(試論/大石久和
・[新連載]徹底検証! 霞が関の舞台裏 脱藩官僚による官僚批評 第①回 昨今の財務省の動きを検証する/室伏謙一
・「農」を語る 第3回 「農」は人間精神を守る最後の砦/堤 未果×藤井 聡
・欧米保守思想に関するエッセイ 第10回 プラトンの「国家」 哲人統治の必要性と不可能性というパラドックス/伊藤 貫
・虛構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー 第二十五回 マルクスの亡霊たち 新しい全体主義の到来②/富岡幸一郎
・戦争を知らないオトナたち 第三回 凍てつく日の丸 落日の大地シベリアに生きる/小幡 敏
・逆張りのメディア論29 反戦報道が引き寄せる台湾有事/松林 薫
・ナショナリズム再考 第20回 リベラリズムは世代間正義を論じることができるか(二)愛着と忠誠の政治哲学序説㊈/白川俊介
・葬られた国民作家 獅子文六 第四回 亡命からの復権 敗戦三部作/平坂純一
・欲望の戦後音楽ディスクガイド 第2回 Joy Division/Unknown Pleasures/篠崎奏平
・映画で語る保守思想 第3回 『ランボー』に見る、怒りと復讐の倫理(後編/藤井 聡×柴山桂太×浜崎洋介×川端祐一郎
・東京ブレンバスター④ 格闘技の聖地としての靖国神社/但馬オサム
・編集長クライテリア日記 令和四年十二月~令和五年一月/藤井 聡
[その他]
・「AI」という名のルサンチマン 現代の進歩主義に告ぐ(鳥兜)
・日本のエリートは「中央集権化」の時代を担い得るのか?(鳥兜)
・債務とは何か? 信用貨幣と商品貨幣の違い/ムギタロー(特別寄稿)
・性急な教育と悠長な教育/高江啓祐(寄稿)
・読者からの手紙
・『民主主義とは何か』 宇野重規著/前田龍之祐(書評)
・新自由主義から新重商主義へ/柴山桂太(巻末オピニオン)
・「徹底自粛」論はどこへ行ったのか?(保守放談)
・コロナ政策、その「失敗の本質」(保守放談)
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【2023年2月9日発売】日本語肯定論——〈否定〉から〈肯定〉への意識改革

【2023年2月9日発売】日本語肯定論——〈否定〉から〈肯定〉への意識改革
2023.01.16
2023/2/9刊行予定!『日本語肯定論』——〈否定〉から〈肯定〉への意識改革
【出版日】2023/2/9
【著者】津田幸男
【出版社】啓文社書房
【定価】本体1800円+税
内容紹介
このままでは日本語がなくなる!?
このままグローバル化が進めば、日本語は消滅する。
日本語こそが、国防の基盤
~~~~~~~
本書は、日本語のすばらしさに焦点を当てることにより、日本人が日本語のすばらしさに気づき、日本語に誇りと自信と強い「自己肯定感」を打ち立てることを目的とするものであります。日本を力強く存続発展させるためはもちろんのこと、世界を今よりも平和で幸福なところに導いていくためにも、日本人が日本語への誇りと自信と強い「自己肯定感」を持つことは必須の要件です。
~~~~~~~
「日本の危機」を乗り越えるために、日本人が「覚醒」するための三要素
第一に、日本人が日本人としての強い「自己肯定感」を持つこと。日本語、日本文化、日本を肯定する。
第二に、日本と日本語を護るという強い「安全保障意識」を持つこと。ひとことで言えば、「日本語愛」を持つ。
第三に、グローバル化に流されない「日本人としての強いアイデンティティ意識」を持つこと。個々の文化を破壊する全体主義的なグローバリズムの危険性に気づくこと。
著者紹介
津田幸男(つだ・ゆきお)
1950年神奈川県生まれ。筑波大学名誉教授。長崎大学助教授、
名古屋大学教授、筑波大学教授を歴任。南イリノイ大学大学院
スピーチコミュニケーション学科博士課程修了
(Ph.D. in Speech Communication, 1985)。
主な著書に、
Language Inequality and Distortion(1986, John Benjamins, オランダ)。
『英語支配の構造』(1986、第三書館)
『侵略する英語 反撃する日本語」(1996、PHP研究所)
『グローバル・コミュニケーション論』(共編著)(2002、ナカニシヤ出版)
『英語支配とは何か』(2003、明石書店)
『英語支配とことばの平等』(2006、慶応義塾大学出版会)
『日本語防衛論』(2011、小学館)
『日本語を護れ!』(2013、明治書院)
がある。
目次
第一部 「すばらしい日本語と日本の『精神文化』~その魅力と可能性」
第一章 日本語肯定論~日本語の五つの魅力
第二章 日本語の国際共通語としての可能性
第三章 [講演]日本の「精神文化」を世界に伝える~国語教育と日本語教育の使命
第二部 「日本語をいかに守るか~言葉の安全保障論」
第四章 [講演]日本語は日本を守る防波堤~「日本語で何でもできる国」を守る
第五章 [講演]英語支配と日本語の安全保障~日本語を守るために何をすべきか
第六章 「英語の氾濫」の実態と対策~あえて「外来語規制法」を提案する
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封印された大東亜戦争の真実 日本人はなぜ、何のために戦ったのか?

封印された大東亜戦争の真実 日本人はなぜ、何のために戦ったのか?
2022.12.22
【出版日】2022/12/15
【著者】富岡幸一郎/浜崎洋介
【出版社】経営科学出版
内容紹介
皇室論、感染症、平和ボケ、憲法九条、世界戦争の危機
現代社会が直面する問題を二人の学者が問い直す!
目次
鈍化する日本人の「感性」
「あなた任せの生き方」とロシア
「切断」と「持続」
故郷ならざる故郷
戦前を振り返ることは戦争賛美ではない
三島由紀夫と二・二六事件
大東亜戦争に至る必然的必然
近代化によって「引き裂かれた自己」
日本近代史における日本共産党
昭和10年の文学者たち
大江健三郎をどう見るか
近代日本とは何だったのか
江藤淳が見た、勝、西郷、三島
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【復刻 改訂版】シナ大陸の真相

【復刻 改訂版】シナ大陸の真相
2022.12.22
【出版日】2022/5/1
【著者】K.カール.カワカミ/福井雄三(編)
【出版社】経営科学出版
内容紹介
支那事変前夜の大陸の政治的実情と国際社会の視線を冷静に公平に
且つ鋭く見据えた、待望の復刻書。
日本と明らかに異なる、
中国の国民性と文化がすでにそこにあった。
84年の歳月が経過した今、本書を再び世に問う!
目次
第一章 モスクワから中国への軍事援助
第二章 中国紅軍の成長
第三章 コミンテルンと国民党の同盟
第四章 日本、赤色帝国主義に直面す
第五章 日本は侵略国か、それとも権利を侵された国か
第六章 日本は侵略国か、それとも権利を侵された国か(続)
第七章 いかにして戦闘は始まったか
第八章 上海、その問題点
第九章 ジュネーブ・ブリュッセル会議を拒否した日本の立場
第十章 日本の自衛権
第十一章 もし日本が勝てば?
第十二章 中傷誹謗運動
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日本戦時経済の進む途

日本戦時経済の進む途
2022.12.22
【発売日】2022/2/1
【著者】岸 信介
【出版社】経営科学出版
内容紹介
没収宣伝用刊行物に指定された
”昭和の妖怪”演説集を復刻!
”旧時代的日本”との決別、
日本経済再建を誓う1942年、
当時の商工大臣・岸信介
すべては
東亜の自主・共栄のために――
「昭和の松陰」岸信介が問うた日本の国家建設とは何か?
太平洋戦争初期の演説、ラジオ放送からなり、
官民一丸の国家総力的な産業革命、
国防経済確立を一貫して訴える本書は、戦後GHQにより焚書に指定、没収されていた――。
”欧米支配脱却”の気概に充ちあふれた時局経済論策集
目次
第一部 決戦体制下の日本経済
一、高度国防経済体制の進展と大東亜の資源
二、当面緊急の課題
三、決算経済への協力
四、日米英開戦と中小企業再編成問題
第二部 戦時経済推進の目標
五、戦時経済推進の目標
六、戦時経済の進行と経済界
七、東亜共栄圏建設と産業の再編成
第三部 経済新体制とは何か
八、経済新体制とは何か
九、高度国防国家建設と統制会の任務
十、国士的経済人たれ
岸商工大臣について(永田 耀)
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戦慄すべき排日教科書の内容

戦慄すべき排日教科書の内容
2022.12.22
【出版日】2022年8月20日
【著者】後藤蒼洋/(編)支那事情研究会
【出版社】経営科学出版
内容紹介
想像を超える排日思想。
その事実を明らかにした書の復刻
童心に染め込む排日排貨の思想、幼心を汚す怨恨と敵意
見よ!この教育を
露骨にして巧妙なるこの教育によって支那の民衆は
潔からざる偏見思考となり、
果てしなき闘争の道へと導かれていくのである。
目次
戦慄すべき排日教科書の内容
虚構捏造、民衆を愚にするこの教育を見よ
支那の民衆と国民党に公言す
打倒国民党は東亜盟主の使命なり
教科書に盛られたる反満抗日の実際
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Renaissance(ルネサンス)Vol.11 ウクライナ危機で微笑む第三勢力の正体

Renaissance(ルネサンス)Vol.11 ウクライナ危機で微笑む第三勢力の正体
2022.12.22
【出版日】2022年5月15日
【著者】藤井厳喜/林 建良/北野幸伯/福山 隆/小野寺まさる
【出版社】ビジネス社
内容紹介
メディアが報じない『ウクライナ危機』の謎
もしあなたが、『ウクライナ危機』についてメディアが言うように『プーチンが起こしたただの侵略戦争』と捉えているなら、この先を読むのはやめておいた方がいいかもしれません。なぜなら、私たちが毎日目にするテレビ番組には決して出てきませんが、われわれ日本人には知らされていない…重大な謎がいくつも隠されているからです。
・秘密兵器をウクライナに提供…ロシアを挑発しまくったバイデンの謎
・なぜか報じられない、ウクライナの非道な行い
・ゼレンスキーの背後に見えるユダヤ系大富豪の影
マスコミが言うように、『ウクライナ危機はプーチンが仕掛けた侵略戦争』という側面ばかりを見てしまうと、これら謎の答えは決して見つかりません。しかし…どちらが正義で、どちらが悪者という感情論ではなく…この戦争によって誰が得をしているのか?といった、大国同士の利権争いという観点で捉えると、見える景色はガラリと変わってくるでしょう。
目次
新冷戦で二分化した世界は日本にとって、まさに好都合だ!/藤井厳喜
中国共産党の内部矛盾を拡大させたウクライナ戦争 ロシアに依存する中国/林 建良
ウクライナ戦争の日本への影響—— 中国・ロシア・北朝鮮による「トリプル脅威」に備えよ!/福山 隆
プーチンの戦略的敗北 ウクライナ~最悪のシナリオは第三次大戦、核戦争勃発/北野幸伯
ウクライナ侵攻と戦争プロパガンダ 米国盲従政策による日本への「負の影響」/丸谷元人
ウクライナ危機は他人事ではない 北海道こそ、この事実を重く受け止めよ/小野寺まさる
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思想戦と国際秘密結社

思想戦と国際秘密結社
2022.12.22
【出版日】2021/12/30
【著者】北条清一
【出版社】経営科学出版
内容紹介
世界征服をねらい、戦争の裏で糸を操るユダヤ思想とは何か。
秘密結社「フリーメイソン」の実態と、その外交政策とはいかなるものか。
現在も綿々と続く「脅威」
敗戦の鍵は思想戦にある
「思想戦こそ巨砲も爆弾も用いずに相手国を倒す力を持っている。
我々は不断の緊張をもって、これに勝ち抜かなければならない」。
毎日新聞検閲部長が大東亜戦争のさなかに発表した、
思想戦の心構えと防諜の常識を訴えた警世の書。
目次
まえがき
思想戦
英国の対日諜報組織
国際諜報団事件
世界に踊る各国間諜
ユダヤ問題
各国のユダヤ組織
フランス
国際機関としての諸組織
フリーメーソン秘密結社