「危機」と対峙する保守思想誌

表現者クライテリオン

2024年3月号2/16発売! 【特集】日本を救うインフラ論――今、真に必要な思想

啓文社/啓文社書房

【2023年2月9日発売】日本語肯定論——〈否定〉から〈肯定〉への意識改革

【2023年2月9日発売】日本語肯定論——〈否定〉から〈肯定〉への意識改革

2023.01.16

2023/2/9刊行予定!『日本語肯定論』——〈否定〉から〈肯定〉への意識改革


【出版日】2023/2/9
【著者】津田幸男
【出版社】啓文社書房
【定価】本体1800円+税

 

内容紹介

このままでは日本語がなくなる!?
このままグローバル化が進めば、日本語は消滅する。
日本語こそが、国防の基盤

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本書は、日本語のすばらしさに焦点を当てることにより、日本人が日本語のすばらしさに気づき、日本語に誇りと自信と強い「自己肯定感」を打ち立てることを目的とするものであります。日本を力強く存続発展させるためはもちろんのこと、世界を今よりも平和で幸福なところに導いていくためにも、日本人が日本語への誇りと自信と強い「自己肯定感」を持つことは必須の要件です。

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「日本の危機」を乗り越えるために、日本人が「覚醒」するための三要素

第一に、日本人が日本人としての強い「自己肯定感」を持つこと。日本語、日本文化、日本を肯定する。

第二に、日本と日本語を護るという強い「安全保障意識」を持つこと。ひとことで言えば、「日本語愛」を持つ。

第三に、グローバル化に流されない「日本人としての強いアイデンティティ意識」を持つこと。個々の文化を破壊する全体主義的なグローバリズムの危険性に気づくこと。

 

著者紹介

津田幸男(つだ・ゆきお)
1950年神奈川県生まれ。筑波大学名誉教授。長崎大学助教授、
名古屋大学教授、筑波大学教授を歴任。南イリノイ大学大学院
スピーチコミュニケーション学科博士課程修了
(Ph.D. in Speech Communication, 1985)。
主な著書に、
Language Inequality and Distortion(1986, John Benjamins, オランダ)。
『英語支配の構造』(1986、第三書館)
『侵略する英語 反撃する日本語」(1996、PHP研究所)
『グローバル・コミュニケーション論』(共編著)(2002、ナカニシヤ出版)
『英語支配とは何か』(2003、明石書店)
『英語支配とことばの平等』(2006、慶応義塾大学出版会)
『日本語防衛論』(2011、小学館)
『日本語を護れ!』(2013、明治書院)
がある。

 

目次

第一部 「すばらしい日本語と日本の『精神文化』~その魅力と可能性」
 第一章 日本語肯定論~日本語の五つの魅力
 第二章 日本語の国際共通語としての可能性
 第三章 [講演]日本の「精神文化」を世界に伝える~国語教育と日本語教育の使命

第二部 「日本語をいかに守るか~言葉の安全保障論」
 第四章 [講演]日本語は日本を守る防波堤~「日本語で何でもできる国」を守る
 第五章 [講演]英語支配と日本語の安全保障~日本語を守るために何をすべきか
 第六章 「英語の氾濫」の実態と対策~あえて「外来語規制法」を提案する

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