「危機」と対峙する保守思想誌

表現者クライテリオン

2024年3月号2/16発売! 【特集】日本を救うインフラ論――今、真に必要な思想

啓文社/啓文社書房

ニッポン没落のカラクリ 「改革」という名の売国政策が日本をダメにした

ニッポン没落のカラクリ 「改革」という名の売国政策が日本をダメにした

2022.12.22


【発売日】2022/11/22
【著者】室伏謙一
【出版社】経営科学出版

 

内容紹介

「革命」が利用され、日本は後進国に貶められた

「改革」によって設ける連中が、「改革」を礼賛する言論人をメディアにコメンテーターとして出演させ、
「改革」礼賛を語らせる。
そうやって、彼らが望む方向に「改革」が進むように仕向けてきました。
それが日本後進論につながって、マゾヒズム的に日本の制度や日本のいいものを壊していくということにも
つながってしまっているのです。
(第3章 日本を壊した「改革」の全体像より)

「失われた30年」のタブーを暴く!
歴代政権が仕掛けた嘘、嘘、嘘、嘘、嘘。 改革をすると新利権が生まれ、国民が貧困化するカラクリ。改革の副作用〜バス、タクシーの参入規制緩和で奪われた命。MBAによる政治腐敗〜霞が関に巣食う民間議員の罪。

目次

はじめに なぜ今「改革」について語るのか?
なぜか良いイメージで捉えられる「改革」
岸田政権の「新自由主義からの転換」=「脱改革」なのか?

第1章 「改革」の正体
・「改革」とは何か?
・規制改革とは規制緩和ではない
・[図解]「改革」のメリットと新利権が生まれるカラクリ
・「改革」のデメリット~バス、タクシーの参入規制緩和で奪われた命

第2章 日本経済をおかしくした歴代改革の系譜
・「改革」の系譜
・中曽根・竹下改革が進めた小さな政府化
・日本破壊を決定づけた橋本改革
・PB黒字化目標を持ちこんだ小泉・竹中改革
・馬鹿げた改革で日本の成長を止めた中曽根改革の実態
・小さな政府礼賛の流れが生まれた理由
・「改革」礼賛の風潮を生んだ「洗脳世代」とは?
・日本人が日本を蔑むようになったカラクリ

第3章 日本を破壊した「改革」の全体像
・[図解]「改革」の全貌
・行政組織を破壊した末路
・地方を切り捨てた地方分権改革
・企業・事業者を破壊する株主資本主義
・「改革」が礼賛されるメカニズム
・メディアを通じて嘘八百を流すビジネスマン達
・なぜ日本人は「改革」を好むのか?
・「脱改革」する方法~大阪市廃止構想で見えた希望の光

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