令和は瀬戸内から始まる
令和は瀬戸内から始まる
2019.04.08
元号とは何か。西暦は違憲か。瀬戸内の歴史を紐解く元号史。
元号とは何か。
いよいよ「令和」が始まる。
幕末には「令徳」という元号が候補にあがった。過去「令」の字を使った唯一の元号候補だった。
しかし、徳川家に命令すると読めることから「元治」に決まる。
ところが、民衆から悪号と不満が上がり、改元権が幕府から天皇に返された。
そして、「明治」の幕が開ける。
明治天皇が即位する日には、勅使を瀬戸内に向かわせ、帰ってきた翌日、天皇によるクジによって元号が引き当てられた。
なぜクジだったのか、なぜ瀬戸内だったのか。
「明治」と瀬戸内の深い歴史を紐解く元号史。
この元号史は、令和に繋がっていく。
目次
[1章] 元号か、西暦か
[2章] 直島に島流し
[3章] 呪われた元号
[4章] 瀬戸内から都へ
[5章] 令和がはじまる