「危機」と対峙する保守思想誌

表現者クライテリオン

2024年7月号好評発売中! 【特集】自民党は保守政党なのか?―戦後政治を超克するために

啓文社/啓文社書房

【2016年刊行予定】井尻千男著『都市との対話 とある建築の意匠』

【2016年刊行予定】井尻千男著『都市との対話 とある建築の意匠』

2016.07.08

都市には思想があり、建築には物語がある—。
パリ、ロンドン、ローマ、マドリッド、東京…世界の都市をテーマに、そこにある建築と「美」の本質に迫る評論集。
平成27年、惜しまれつつ逝った著者の以降著作集第2弾

ISBN 978-4-89992-012-0
2000円+税

2016年内発売予定

(著者略歴)
昭和13年(1938)山梨県生まれ。立教大学文学部日本文学科卒。在学中より評論家・村松剛の薫陶を受ける。日本経済新聞社入社、コラム『とじ糸』『活字のうちそと』を執筆、編集委員を経て1997年に退社。
拓殖大学教授・日本文化研究所長を務め、拓殖大学で一般人を含めての公開講座「新日本学」を主宰。昭和精神史」と「都市社会学」を講じて2010年同大学を退職。拓殖大学名誉教授。1997年から2002年まで『週刊新潮』にコラム「世間満録」を連載し好評博す。その間に大蔵、通産、建設、厚生、経済企画庁など各省庁(旧名)の審議会、研究会などの委員を務める。
氏は数寄者としても著名で、宏大な長屋門もある自宅の庭に遠州流の茶室を設計し、毎年春の桃を見る会では友人らを招待して茶を振る舞った。2015年6月逝去。

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消えた球団 高橋ユニオンズ〜1954-1956 青春のプロ野球〜 野球雲Vol.6

消えた球団 高橋ユニオンズ〜1954-1956 青春のプロ野球〜 野球雲Vol.6

2015.12.01

プロ野球(職業野球)リーグ戦が始まって18年目の昭和29年、セ・リーグは巨人から中日が覇権を奪い、パ・リーグも西鉄が南海からの覇権を奪い、新時代を迎えた。
そのシーズンが始まる前に、パ・リーグは8球団制にするために無理やりに個人オーナーに作らせた球団があった。その名は「高橋ユニオンズ」プロ野球の歴史で唯一の個人名の球団だ。高橋ユニオンズは当時のプロ野球の魑魅魍魎の荒波に揉まれ、結局 3 年の短命で終わってしまった。8球団の中で最弱と言われながら奮闘した、高橋ユニオンズの3年間を追う!
『野球雲』特集「消えた球団シリーズ」第1弾。

ISBN-13: 978-4-89992-010-6

目次
野球の言葉

◎特集1 消えた球団「高橋ユニオンズ」

特別対談 忘れられた三年を語ろう/佐々木信也VS長谷川晶一
永田ラッパとビール/広尾晃
タイムトマソン「高橋ユニオンズ」のあった時代/たか橋ひろき
OBを訪ねて 青木惇氏インタビュー
史上最弱の球団はどこだパート2「高橋ユニオンズは本当に弱い球団だったのか?」
隠れた個性派野村武史/牧啓夫
「高橋ユニオンズ」を追い求めて/秋山哲夫
記録で見る「高橋ユニオンズ」の三年間(協力・田畑智則)
四年目(一九五七年)の高橋ユニオンズ
◎古本三振堂 書評とブックガイド
『ラードナー傑作短編集』/かわうそ堂 泉谷武蔵
『来年があるさ』/たつみやたかお
『広島カープ誕生物語』/古書赤いドリル 那須太一
『白球に栄光と夢をのせて』/古書ビブリオ小野祥之
◎特集2 野球雑誌考古学
その一『野球界』 大震災前後の大正野球
◎読物ランド
SABR(セイバーと野球研究の変遷)/永田陽一
音楽エッセイ ボブ・ドロウ「スリー・イズ・マジック・ナンバー」/近藤智
仙台野球史再発掘「仙台素人(アマチュア)倶楽部興亡史1」/伊藤正浩
ベースボール・ソングス「実在の選手から着想された曲」/久保田泰平
満洲野球事情「辺境の早慶戦」/岡田和裕
小説ベースボール・タイムトラベル「笑う感性泣く感性」

◎特別寄稿 二軍の始まり-知られざるファームの世界の真実/松井正

◎マンガエッセイ
球子の人生フォークボール㈬「タッチ一気読み」
野球絵日記より/雨本洋輔

【COVER STORY】
ヴィクトル・スタルヒン(1916-1957)
今年生誕100年。ロシア帝国生まれ、北海道育ちのプロ野球選手。沢村栄治、野口二郎、藤本英雄と並ぶプロ野球黎明期の大投手、NPB史上初の通算300勝を達成。1954年高橋、1955年トンボ。

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井尻千男著『歴史にとって美とは何か 宿命に殉じた者たち』

井尻千男著『歴史にとって美とは何か 宿命に殉じた者たち』

2015.12.01

 

【2016年5月23日 発売】

日本人が太古から試みてきた国づくりの精神史をいまこそ再点検せねばならない。それが国づくりにおける「宿命の戦略」というものだ――さいわいこの国には長い歴史がある。(序章より)

「醍醐天皇が『古今和歌集』編纂に込めた歴史的意志とは何か。

日米開戦という「歴史の宿命」そして特攻隊。世界史においてどう位置づけるべきか?

歴史における「美学」の系譜を辿りながらメタフィジカル・ヒストリーの本質に迫り続けた遺稿著作集

 

【内容】

序章 普遍と固有の相剋
第1部 醍醐帝とその時代
1章 敵国降伏
2章 遣唐使廃止
3章 道真悲劇の真相
4章 親政への道程
5章 ナショナリズムの高揚
6章 『古今和歌集』への道程
第2部 日米開戦やむなし

第3部 甦る正統性—美神を求めた中国革命家たち
序章 故宮博物館と歴史の正統性
1章 皇帝のいない紫禁城
2章 蒋介石の旅路
3章 汪兆銘の夢
4章 満州国建国と飛び立つ美神たち 49
5章 権力と美の系譜学

解説 解説 未完の日本学/花田太平(麗澤大学助教)

井尻千男(いじり かずお)
昭和13年(1938)山梨県生まれ。立教大学卒業後、1962年に日本経済新聞社入社。文化部に勤務し、読書コラム「とじ糸」「活字のうちそと」などのコラムを25年間執筆、コラムニストとして活躍するかたわら社会評論を数多く執筆して注目される。編集委員を経て平成9年(1997)春、同社を退社し、拓殖大学日本文化研究所長に就任。「昭和精神史」と「都市社会学」を講じ、2010年度まで公開講座「新日本学」を主宰。平成22年(2010)春、同大学を退職して拓殖大学名誉教授。小堀桂一郎、入江隆則らと共に4月28日の主権回復記念日の祝日制定を働きかけるべく、毎年同日に主権回復記念国民集会を主宰。平成27年6月3日、膵臓癌にて死去。
著書に『産業知識人の時代』(PHP研究所)『自画像としての都市』(東洋経済新報社)『劇的なる精神 福田恆存』(徳間文庫)『男たちの数寄の魂』(清流出版)『明智光秀』(海流社)ほか多数。

ISBN:978-4-89992-011-3   2000円+税

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今日の賃金問題 (社会政策叢書 21)

今日の賃金問題 (社会政策叢書 21)

2015.12.01

社会学概論
4,190円+税
ISBN 9784901235204

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憲法を読む 総論と人権

憲法を読む 総論と人権

2015.12.01

千葉 勇夫
憲法
2,900円+税)
9784901235976

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かなり不揃いの起業家たち

かなり不揃いの起業家たち

2015.12.01

中尾 吉宏
経営
1,525円+税
9784899920045

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こころのリミットをはずせば!

こころのリミットをはずせば!

2015.12.01

ジニー S.ディッラー
心理学
1,905円+税
9784899920038

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かなり不揃いの起業家たち 2

かなり不揃いの起業家たち 2

2015.12.01

中尾 吉宏
経営
1,525円+税)
9784899920052

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今日の生活と社会保障改革 (社会政策叢書 19)

今日の生活と社会保障改革 (社会政策叢書 19)

2015.11.30

社会政策叢書
5,631円+税
ISBN 9784901235181

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弾力化・規制緩和と社会政策 (社会政策叢書20)

弾力化・規制緩和と社会政策 (社会政策叢書20)

2015.11.30

社会政策叢書
4,757円+税
ISBN 9784901235198

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