「危機」と対峙する保守思想誌

表現者クライテリオン

2020年9月号【新・空気の研究】8/15発売!

啓文社/啓文社書房

都構想の真実 ~「大阪市廃止」が導く日本の没落~

都構想の真実 ~「大阪市廃止」が導く日本の没落~

2020.09.25

大阪都構想 住民投票(11/1)目前!
日本の未来の民主政治のあり方とは!?
“明るく強靭な日本”を自分たちの手で実現し続けるため、必読の書!!

内容
2015年の住民投票で、大阪市民は自らの自治を廃止することについて「No」の判断を下した――なぜ、否決された住民投票が復活したのか?
大阪都構想が実現すれば、現在の大阪市のカネ(約2000億円)と権限が大阪府に吸い上げられ、その分、大阪市民のサービス水準が下落すること
は間違い無い。
”都構想=大阪市廃止解体構想”についての住民投票における理性的な投票判断こそが、「強く豊かな大阪」を作るうえで、決定的に重要である。
疲弊しつつある大阪を立て直すために、大阪のみならず、関西全域の産、官、学のあらゆる関係者のやる気を少しずつ引き出し、チームを作り上げ、強化することは不可能ではない!
最終的に、東京を中心とした東日本巨大都市圏に匹敵する「大(だい)大阪」都市圏で大阪は飛躍的に発展。その形成に必要なのは「投資」だ!

目次

□はじめに 都構想の是非は民主政治のあり方につながる

□第一章 なぜ、否決された住民投票が復活したのか?

・繰り返される住民投票
・維新と公明党が何を考えていたのか?
・「都構想で大阪は成長し東京と同格になる」という「幻想」
・「大阪都構想」とは大阪市民の自治を廃止する「百害あって一利なし」な改革
・そもそも日本の行政は「三重行政」を行うのが基本の形
・「知らない人」が賛成し「知っている人」が反対する、という「詐欺」の構造

□第二章 大阪都構想:知っておいてもらいたい「7つの事実」

・11月1日に,「住民投票」があります
・大多数の無関心と,一部で巻き起こる「賛成派vs反対派」論争

【事実1】今回の住民投票で決まっても,「大阪都」にならず「大阪府」のまま。
【事実2】今の「都構想」は,大阪市を四つの特別区に分割する「大阪市四分割」の構想です。
【事実3】大阪市民は、年間2000億円分の「おカネ」と「権限」を失います。
【事実4】2000億円が様々に「流用」され、大阪市民への行政サービスが低下するのは決定的。
【事実5】特別区の人口比は東京7割,大阪3割。だから大阪には東京のような「大都市行政」は困難。
【事実6】東京23区には「特別区はダメ。市にして欲しい」という大阪と逆の議論があります。
【事実7】東京の繁栄は「都」の仕組みのおかげでなく,「一極集中」の賜(たまもの)です。

□第三章 大阪都構想:知っておいてもらいたい「7つの真実」
【真実1】「都構想」は「一度やってみて、ダメなら元に戻す…」は絶望的に難しい。
【真実2】 大阪都構想という「大改革」を行うためのコストは莫大にかかる。
【真実3】「都構想」とは、大阪市民が自分たちの『自治』を失う話なのです。
【真実4】 いろんな行政の手続きが「三重化」して複雑化します。結果、行政サービスが低下することは決定的です。
【真実5】「都構想」の実現で、大阪の都心のまちづくりが停滞し、大阪全体が「ダメ」になることは、決定的です。
【真実6】 「都構想」は、大阪という大切な「日本の宝」の喪失をもたらします。
【真実7】 「大阪の発展」に必要なのは、「改革」でなく「プロジェクト」である。

・「二重行政」の「解消効果額」は、どのように変遷していったのか 
・「ニアイズベター」や「ワン大阪」について

□第四章 「大(だい)大阪」が日本を救う

・大(だい)大阪の繁栄と、今日の大阪凋落
・東京を中心とした「新幹線ネットワーク」が築き上げた「東日本巨大都市圏」
・新幹線が無いせいで、築き上げそこなった「大(だい)大阪」都市圏
・新幹線がつくり上げる、「大(だい)大阪」圏
・大阪のパワーを「内向きの改革」でなく「外向きのプロジェクト」に投入する
・リニアの名古屋大阪同時開業
・「北陸・関空・四国」縦貫新幹線構想(1):「北陸接続」が「大(だい)大阪」形成の第一歩
・「北陸・関空・四国」縦貫新幹線構想(2):「四国接続」を急げ
・「北陸・関空・四国」縦貫新幹線構想(3):「北陸・四国」新幹線を、関空につなげ
・西日本におけるさらなる新幹線プラン
・国家プロジェクトの中に「大(だい)大阪」圏の形成を位置づけよ
・「大(だい)大阪」圏をつくり上げるための、効率的な「防災投資」:友ヶ島プロジェクト
・新大阪・ウメキタ再開発:「大(だい)大阪」コア形成プロジェクト
・「大(だい)大阪」が日本を救う

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