「危機」と対峙する保守思想誌

表現者クライテリオン

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啓文社/啓文社書房

ありのままを受け止めて

ありのままを受け止めて

2019.09.30

ーあなたはもっと愛せるはずー

薬物乱用、児童虐待、ひきこもり、いじめ、自殺、ネット犯罪、殺人……
いつ、どんな事件に巻き込まれるかわからない時代
自らの薬物依存から立ち直った経験から説く、親子の絆の大切さ

「そうだよね」は幸せのキーワード
相手に〝愛情〟を伝える手段として、
「そうだよね」という共感の言葉から入るようにしてください。
そのたった一言は、愛情を伝える〝幸せのキーワード〟なのです。
『愛=共感』こそが悲劇を救う
壮絶な実体験から学んだ「親子の絆」
「お前は大事な息子や! 」
その言葉は、孤独感と愛情不足でぽっかり穴が空いた私の胸に突き刺さりました。
そして抱きしめられた時、教育熱心な親の期待を裏切り、「どうせ俺など愛されていない」と思っていた私の心に、
「ああ、俺は愛されていたんだ……」という実感が芽生え、涙が溢あふれ、私も大声を出して泣きました。
「なんでもっと早く言ってくれんかったんや……愛されているなんて知っていたら、クスリなんかやらなかったのに……」
多分この時のことがなかったら、私はこの本を書いていなかったでしょう。
(まえがきより抜粋)

著者について
杉山裕太郎(すぎやま ゆうたろう)
魂のヴォーカリスト/青少年問題解決カウンセラー。1974年、岐阜県生まれ、2児の父。
少年時代は優等生だったが、中学を境に非行に走り、暴走族リーダーや薬物乱用な
ど、人生のどん底へ転落。しかし23 歳の時、父との一夜の壮絶なドラマをきっかけに
更生し、26歳で大学へ入学、首席で卒業、教員免許も取得したが、「歌で世の中の
人たちに勇気を与えたい」と、30歳で音楽活動のために上京した。
現在は、自身の壮絶な更生体験を伝えながら、愛と絆の大切さを歌う“魂のヴォーカリスト”として、
「魂のうた講演ライブ」を全国の学校や市町村など300ヶ所以上で開催し、世の中の様々な悲劇の抑止力となるために、
人々に勇気と希望と感動の涙を与え続けている。
2015年には永遠の親子愛を歌う「ありのままを受け止めて」がNHKなど多数のメディアで紹介されたほか、
TV、ラジオ、俳優、執筆など幅広く活動しながら、青少年問題や薬物問題のエキスパートとして
1000人以上の非行やひきこもりなどの青少年や家族への相談・カウンセリングにも尽力。
解決に導くその手腕にも期待が寄せられている。

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