「危機」と対峙する保守思想誌

表現者クライテリオン

2024年9月号好評発売中! 【特集】「指導者」の条件―”徳”と”品格”の思想

啓文社/啓文社書房

表現者クライテリオン 2019年9月号 (8月16日発売)

表現者クライテリオン 2019年9月号 (8月16日発売)

2019.08.06

特集1 MMTと日本――現代貨幣理論の真実

【巻頭連載】
・鳥兜 地獄への扉を開く安倍内閣、それを看過する国民/日韓は「冷静な喧嘩」をやるべし
・「危機感のない日本」の危機 国土学が解き明かすヨーロッパ人・中国人・日本人の謎/大石久和
・時がつくる場所—第八回 城下町の町づくり「拡張開発型」から「整備再生型」へ/松原隆一郎

【リレー連載】
・農は国の本なり—第8回 協同組合が生きる時代へ/中野剛志

MMT政治座談会 財務省から財政主権を取り戻せ!  /竹内 譲×西田昌司×藤井 聡

【特集原稿】
・国家が貨幣をつくる/柴山桂太
・MMTと主流派経済学者の危機/青木泰樹
・「日本はMMTの実証例」のもう一つの意味/島倉 原
・固定観念を払拭し、「本来あるべき政府の財政」を取り戻せ 翻訳者が読み解く『MMT 現代貨幣理論入門』/鈴木正徳
・日本の財務大臣、MMTに被害妄想を抱く/ビル・ミッチェル 中筋浩平 訳
・内生的貨幣供給論とは何か 現代の貨幣経済を読み解く/内藤敦之
・現代貨幣理論(MMT)の思想的源流/岡本英男
・MMTとは「ロマン派経済学」である ステファニー・ケルトン教授来日公演レポート/池戸万作
・書評―貨幣観が変われば、歴史観も変わる   中野剛志『富国と強兵 地政経済学序説』を読む/田中孝太郎

特集2 「第二次世界大戦」とは何だったのか

・百年の欺瞞を暴け/長谷川三千子
・日本に戦略ありや? 作戦と戦略を取り違えてはいけない/野中郁次郎
・繰り返される悲劇/柴山桂太
・大衆の戦争としての二次大戦/磯邉精僊

【連載】
・一言一会 失われた政府への信用/佐藤健志

【連載座談会】
対米従属文学論 鹿児島特別編――「特攻文学」をめぐって 吉田満『戦艦大和ノ最期』/島尾敏雄『出発は遂に訪れず』/施 光恒×編集部

【連載】
・戦後の言論空間 令和になっても「戦後」は終わらない(虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー)/富岡幸一郎
・政治体制としての「デモクラシー」の存続のために「ポピュリズム」について考える(二)(ナショナリズム再考)/白川俊介
・家康が関東で発見した宝 ――大油田と大穀倉地帯(地形がつくる日本の歴史)/竹村公太郎
・朝顔との親しさ ――園芸文化と日本人⑥(やわらか日本文化論)/施 光恒
・ゴシップの力――「噂話」が心と社会を作り上げた(思想と科学の間で)/川端祐一郎
・テレビが「新聞」になる日(逆張りのメディア論8)/松林 薫
・終わらざるマキァヴェリアン・モーメント(【実践★プラクシス】としての歴史叙述)/佐藤一進
・フランスの自死(保守のフランス史・最終回)/平坂純一
・天上の影が映る街 ニューヨークと私(時の旅へのエッセイ ある街角から)/鈴木ふさ子
・「ふるさと」をめぐる批評――近代/日本を繋ぐもの・第八回(最終回)/浜崎洋介
・米上院のMMT非難決議案(だからこの世は宇宙のジョーク)/佐藤健志
・メディア出演瓦版/平坂純一
・編集長クライテリア日記/藤井 聡

【書評①】『江藤淳は甦える』平山周吉 著/岡﨑祐貴
【書評②】『唯幻論始末記――わたしはなぜ唯幻論を唱えたのか』岸田 秀 著/篠崎奏平
【書評③】『平成の天皇と戦後日本』河西秀哉 著/佐藤慶治

【新連載座談会シリーズ】 思想の転換点――平成から令和へ

第1回 ポストモダン/新自由主義から、暗黒啓蒙へ(前半)/宮崎哲弥×松尾 匡×中島岳志×藤井 聡

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