「危機」と対峙する保守思想誌

表現者クライテリオン

2024年3月号2/16発売! 【特集】日本を救うインフラ論――今、真に必要な思想

啓文社/啓文社書房

本のちょっとVol.1 本を旅する

本のちょっとVol.1 本を旅する

2017.09.07

【11月20日発売】

本との関わり、
ちょっとだけ愉しく。
暮らしの中の、
ちょっとした時間に。

本にまつわる読物満載。
紙の本、読書、本屋さんを
愛する人たちのための一冊

定期刊行の第1弾。今回のテーマは「本と旅」。
持ち運びしやすいコンパクトなサイズ、愛着が湧くキュートなブックデザイン、
本好きのために用紙など手触り感も大切にしました。ありそうでなかった「本の本」。
出版低迷が叫ばれる今、本の世界にちょっとだけ元気を。
随筆、評論、小説、詩歌、書店、古書店、図書館、校閲、街、喫茶店、酒場…、まるご
と1冊本のことで詰まった小宇宙。
オモシロ付録付TOKYO最東端通信『はじっこ』付。

目次
巻頭ポエム 妻と子が同じ本読む扇風機
はじめに 本との関わり ちょっとだけ愉しく

特集 本を旅する
マーク・トウェイン/はじまりはハック 「ハックの歌」は旅の中で生まれた
コラム/古本屋の乱丁的日常 旅とは…
林芙美子/巴里までの女鉄道ひとり旅
ショート・ストーリー/時速100キロの図書館
随筆/独り旅/旅に連れて行く本
新刊こぼれ話/『三島由紀夫が愛した美女たち』

読書ドキュメント/『失われた時を求めて』
図書館司書のひとり言/知的空間の奇抜現象
本の社会学/本屋の閉店
京都文芸案内/川のほとりで 紙谷川と中原中也の青春
本屋の旅あちこち/ブックスキューブリック箱崎店【福岡・箱崎】
個性派出版社発見/しろうべえ書房【京都・太秦】
表現者その世界/ジャック・タチ
校閲こぼれ話/知らないって怖い!
本屋の始め方/本と少しのお金を仕事を楽しむ心があれば
読書の特等席/モーツァルトとマッチ箱 カフェリンツ【東京・小岩】
美瑛晴耕雨読/スティーブン・ハンター再読

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オモシロ付録付TOKYO最東端通信『はじっこ』付。

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はじっこ(年2回発行)

TOKYO最東端通信『はじっこ』は、『本のちょっと』のはさみ込みパンフと同時に、東京の東地域(江戸川区・葛飾区・足立区)のリトルプレスです。
「はじっこ」は異端だ。
本のイメージがあまりないけれど、、小さくても個性的な書店、渋い品揃えの古書店、ユニークな本を出版している出版社も。
『本のちょっと』はこれらをつないで、新しい風を起こしたいと企んでいます。
「いつしか思い起こさせるは、わたくしのガキの頃。
わたくしは川のほとりで生まれ、川の流れを見ながら育ったのでございます」。
フーテンの寅こと車寅次郎の生まれ故郷は東京の東のはじっこの一つ葛飾区の江戸川沿いの柴又。
寅さんこそ、主流からはずれさすらい続けた「はじっこ人」かも知れません。
はじっこ=異端・異能。
私たちもひとひねりある本を出版していきたいと考えてます。

そんな人たちと共に、私たちは今小さな本を創ります。
『本のちょっと』というささやかな書籍が本好きの新たな拠点となり、読み手(読者)売り手(書店)書き手(作者)をつなぎ、本の周辺が“ちょっと”だけ元気になればと考えています。

東京はじっこクラブ

『本のちょっと』を企画・編集。東京のはじっこ(江戸川区・葛飾区・足立区)がホームグラウンド。本好き、古本好き。書店好き、街歩き好き、珈琲好き、はじっこが好きな人の集団。『本のちょっと』はじめ、エッヂのきいた本づくり、ブック・プロモーションを展開しています。はじっこの情報持ってる人大歓迎!只今、新入部員募集中!

ISBN 978-4-89992-014-4 C0076
定価 本体926円+税
B6判並製 96P

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