ロックバー・ダイアリー 「フルハウス」の70年代叙情詩
ロックバー・ダイアリー 「フルハウス」の70年代叙情詩
2016.08.05
【2016年6月21日 発売】
成田闘争が起こり、千葉が不思議な熱気に包まれた時代。 あるロックバーから透視する70年代フォトブック
「日本が育んだ『ロック喫茶』文化、その現場と証人がここに!/大鷹俊一(音楽評論家)
ライバルはミックにポール、千葉の稲毛で1971年からロックを鳴らし続けた高山眞一さんは知る人ぞ知る、日本のロックバーにおけるゴッドファーザーです!/和田静香(ライター)
風の噂で千葉にロック喫茶が出来た事を知りました!この店は昭和のカルチャーであります!/鈴木カツ(音楽ライター)
『70年代』――ビートルズ解散後、新しい音楽が爆発的に生まれたロックの黄金期。
そんな時代に始まったロック・バー「フルハウス」。 音楽文化を片隅から見守り続けたマスターと、そこに集ったミュージシャン、アーティストとの対談やエッセイと共に時代の空気を伝える一葉を集めたフォトブックです。
【内容】
ドノヴァンの時代/篠崎弘(朝日新聞記者)
【対談】ここがなければミュージシャンやってなかった/田切純一(THE JAYWALKドラマー)×高山眞一(「フルハウス」マスター)
彼方の至福の音は、世田谷と稲毛を超える!/ハスキー中川
マスターセレクト! ロック名盤ベスト50
【対談】「フルハウス」はロックの化身/サエキけんぞう(作詞家)×高山眞一
15の少女が還暦になるまでの物語(寮美千子)
1970年代の世の中に多大な影響を与えたサブカルチャーあるいはカウンターカルチャーと呼ばれる若者文化は、現在でも私たちの生活に大きな影響を与えています。
その頃登場した音楽や映画、文学や演劇などはその後に続く時代の「原型」になったと言えるのではないでしょうか?
その「原型」のエネルギーの源は一体なんだったのか、私たちは知りたいと思いました。 今では多くのものがアナログからデジタルに変わり、『音楽』『本』『写真』などがそれぞれ「モノ」として形をとどめない時代となりました。
この本を通じて、「70年代の空気」や「当時の若者たちが発する熱」を是非「モノ」としてあなたの手にとって頂ければ幸いです。
ISBN:978-4-89992-018-2 /価格:3240円+税/版型:B5変形(170mm×170mm 45回転EP盤と同サイズ)/頁数:84p
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